機械事業部で、機械製品の品質管理をしています。
品質管理には大きく、部品検査と測定具の校正、出来上がった製品の試運転があります。部品検査は機械に組み込まれる部品が、仕様通りに作られているかをチェックする作業。測定具の校正は機械本部で使われるあらゆる測定具が正しく測定できるかをチェックすること。試運転は完成した機械がしっかりと製品を作れるものになっているかをチェックします。
私は工業高校の情報電子科の出身です。
もともとものづくりに携わりたいと思っていたので、就職活動では当社の組立作業に応募し、そのまま採用されました。
組立部門には3年間おり、機械の構造や図面の読み方など、現在の職務でも必要な知識がしっかりと身につきました。
その後、品質管理に配属となり現在に至ります。
大変なことは、部品検査の際に時々「不合格」の判定を出さざるを得ないことがありますが、その判定を出すのは外注業者の方に対し少し「申し訳ないな」と思ってしまいます。先方も真剣に作ってくれたわけなので。
やりがいは、私の仕事が当社の製品に「いい製品です」という太鼓判を押す仕事でもあると思うので、細かな部分までチェックして合格判定をする瞬間は「いい製品ができたな」という達成感を感じます。